職業訓練校は入校するにあたり、筆記や面接と言った試験が実施されます。
当然ですが、試験なので落選となってしまう可能性があります。
本記事では、職業訓練の選考に受からない・落選する人の特徴について、対策を含めて解説しています。
私自身、過去に職業訓練校に通った経験があり、複数の職業訓練校の選考を受けました。その時に感じたことや経験をもとに、本記事を書いております。
本記事がオススメの方
- これから職業訓練校の選考を受ける予定。
- なかなか職業訓練の選考に受からないので、対策したい。
- 試験で落とされる人の特徴に興味がある。
上記に当てはまる方は是非、最後までご覧くださいませ。
職業訓練の選考に受からない・落選する人の特徴【対策方法も解説】
職業訓練の選考に受からない・落選する人の特徴は、下記の6つがあります。
- 筆記試験の結果が良くない
- 就職意欲が低いと判断された
- 受験する職業訓練校について理解してない
- 職業訓練に通う必要性が無いと判断された
- 集団生活ができなそうと思われた
- 倍率が高すぎる職業訓練校を受けている
対策方法を交えつつ具体的に解説していきます。
筆記試験の結果が良くない
職業訓練校によって異なりますが、筆記試験(適性検査)が実施されるケースがあります。
筆記試験だけで合否が判断される訳ではないですが、筆記試験の結果があまりにも悪い場合は、受からない可能性があります。
面接がある場合は、筆記と面接合わせて評価されますが、筆記試験の結果が良いに越したことはありません。
職業訓練校の筆記試験対策方法
職業訓練校の筆記試験は過去問等も公開されています。事前に過去問をチェックして、難しいと感じた場合は、問題集で勉強するなどの対策が必要です。
職業訓練校の筆記試験の対策や勉強法については下記の記事で詳しく解説しています。
-
職業訓練 筆記試験(適性検査)の勉強にオススメの問題集・本
職業訓練校の入校試験では、筆記試験や適性検査が行われるケースがあります。 しかし、筆記試験ってどのように勉強したら良いか ...
続きを見る
-
職業訓練 筆記試験(適性検査)【数学】の勉強方法|できない方必見
職業訓練校の筆記試験(適性検査)では、ほとんどの場合で数学が試験科目になっています。 しかし、数学ができないと言う方も多 ...
続きを見る
就職意欲が低いと判断された
職業訓練は新しいスキルや技能を学ぶ場所ですが、最終的な目標は就職をすることです。その為、面接でも就職の意欲があるかは問われます。
職業訓練校に受からない人は、就職意欲が低いと思われている可能性があります。
面接では就職意欲をアピールすることが大切
面接で志望動機を聞かれた際などに、しっかりと就職意欲があることを伝えること大切です。
職業訓練校で勉強したいとアピールするのではなく、職業訓練校でスキルを習得して就職したいとアピールするのがポイントです。
例文
御校の説明会に参加しましたところ、カリキュラムや先生方がとても魅力的で、しっかりとプログラミングについて学べると感じました。御校でスキルを付け、プログラマーとして早期就職したいと考え、志望致しました。
職業訓練校向けの志望動機については、下記の記事でも詳しく解説しています。
-
【例文あり】職業訓練校 面接の志望動機のポイント【Webデザイン&プログラミング】
職業訓練校の入校試験では、面接が実施されるケースがほとんどです。 その際に、高確率で質問されるのが、志望動機になります。 ...
続きを見る
受験する職業訓練校について理解してない
職業訓練校の訓練内容やカリキュラムについて理解していない人は、落とされる可能性があります。
実際に私が受けた面接でも、カリキュラムを理解しているかは注意深く質問されました。
例えば、下記のような質問がありました。
- 具体的に本校の訓練内容のどんなところに魅力を感じたのですか?
- 他にも同じような訓練内容の学校はあったと思いますが、なぜ本校なのですか?
また、職業訓練校では事前に見学説明会が実施されことがあります。その説明会の参加有無についても確認されました。
-
職業訓練校の面接で聞かれた質問内容と解答例(webデザイン&プログラミング)
職業訓練校の入校試験では、面接が実施されるケースがほとんどです。 面接って苦手な方も多いのではないでしょうか? 私自身、 ...
続きを見る
職業訓練校について理解した上で応募することが大切
職業訓練校は一定期間通うことになるので、しっかりと理解しておく必要があります。
面接では、訓練内容やカリキュラムを理解した上で、御校を志望していることを伝えるのが大切です。
事前に見学説明会に参加しておくと伝えやすいかなと思います。
-
ハローワーク 職業訓練校の説明会の流れと感想【参加して良かったこと】
職業訓練では選考の前に説明会を実施しているケースがほとんどです。これから職業訓練校の説明会に参加するか迷っている方も多い ...
続きを見る
職業訓練に通う必要性がないと思われた
過去の経験やスキルなどで、職業訓練に通う必要が無いと思われてしまった場合も、落とされる可能性があります。
職業訓練校は未経験から新しく技能を学んでいく場所なので、既にその技能がある場合は、通う必要がないと言う訳です。
例えば、前職でWebデザイナーとして5年経験がある人が、Webデザインの職業訓練校を受験するパターンなどです。
面接では、下記のように職業訓練に通う必要性をアピールするのがポイントです。
↓↓↓
御校で技能を習得したい
↓↓↓
習得した技能を生かして就職したい
ストーリー仕立てで伝えると面接官にも伝わりやすいかなと思います。
集団生活ができなそうと思われた
職業訓練校は、生徒数十人に対して、先生が一人で教える授業スタイルです。(サポートの先生が入る場合もあり。)
中学や高校のような学校に似た雰囲気もあり、スピーチやグループワークと言った授業もあります。
その為、集団生活が苦手そうだと判断されると受からない可能性が出てきます。
実際に面接でも、
職業訓練校は年齢層が幅広いですし、学校のような生活ですが大丈夫ですか?
と言う質問をされて、確認されました。
面接の際は、集団生活は問題無さそうという印象を与えるようにしましょう。
倍率が高すぎる職業訓練校を受けている
職業訓練校やコースによって合格倍率は大きく異なります。
定員割れしているコースから倍率が5倍近くあるコースまで様々です。人気の訓練や時期によっては、かなりの倍率になることもあります。
筆記や面接の試験対策をしたとしても、倍率が高過ぎるとその分受からない可能性が高くなります。
何回も職業訓練の選考に落ちてしまうという方は、倍率も意識して見るのが良いかと思います。職業訓練校の合格倍率はハローワーク等で確認できます。倍率が低めの職業訓練校を受けてみるのも一つの手かなと思います。
まとめ
本記事では、 職業訓練の選考に受からない・落選する人の特徴について解説してきました。
まとめると下記の通りです。
- 筆記試験の結果が良くない
- 就職意欲が低いと判断された
- 受験する職業訓練校について理解してない
- 職業訓練に通う必要性が無いと判断された
- 集団生活ができなそうと思われた
- 倍率が高すぎる職業訓練校を受けている
選考を受ける前に対策をすることで、改善できる点も多いかと思います。これから職業訓練校の選考を受ける際の参考になれば幸いです。
本ブログでは、他にも職業訓練校についての記事を書いていますので、興味がある方は是非ご覧ください。
おすすめ記事
-
職業訓練校の面接対策で絶対にやるべき6つの事【合格への道】
職業訓練校(ハロートレーニング)の入校試験では、面接が実施されるケースがほとんどです。 面接って苦手な方は多いのでは無い ...
続きを見る
-
職業訓練 筆記試験(テスト)の対策方法まとめ 【手順ごとに解説】
職業訓練校は入校するにあたり、筆記試験(テスト)が実施されることがあります。(※適性検査と呼ばれる場合もあり) 筆記試験 ...
続きを見る
-
職業訓練に受かりやすい人の特徴6選【年齢で不利になるのか?】
職業訓練校は入校にあたり、筆記や面接と言った試験が実施されるケースが多いです。 これから試験を受ける方は、不安なことも多 ...
続きを見る