職業訓練校は入校するにあたり、筆記試験(テスト)が実施されることがあります。(※適性検査と呼ばれる場合もあり)
筆記試験ってどうやって対策をしたら良いかイマイチ分かりにくいですよね。
本記事では、職業訓練 筆記試験(テスト)の対策方法を手順ごとにまとめて解説しています。
私自身、実際に職業訓練の通った経験があり、その経験をもとに本記事を書いております。
本記事がオススメの方
- これから職業訓練校の選考を受ける予定。
- 筆記試験やテストが苦手。
- 職業訓練向けの筆記試験対策を知りたい。
上記に当てはまる方は是非、最後までご覧くださいませ。
職業訓練 筆記試験(テスト)の対策方法まとめ 【手順ごとに解説】
下記が職業訓練 筆記試験(テスト)の対策方法の手順になります。
- 受験する職業訓練校の試験内容を確認する
- 筆記試験の過去問を試しに解いてみる
- 問題集やテキスト本で勉強をする
- 再度、筆記試験の過去問を解く
- 筆記試験(テスト)当日の対策
それぞれ具体的に解説していきます。
受験する職業訓練校の試験内容を確認する
職業訓練校によって筆記試験の試験内容は異なります。まずは、自分が受験する職業訓練校の試験内容を確認しましょう。
自治体やハローワークのホームページ等から確認することができます。
職業訓練校の筆記試験の場合、国語(漢字)と数学が試験科目になるケースが多いです。
職業訓練校やコース内容によって筆記試験の難しさが変わる
職業訓練校やコースの内容によって、筆記試験の難しさが変わる場合があります。
自治体やハローワークのホームページ等を見ると、筆記試験の難易度を確認することができます。
- 中学校卒業レベル
- 高校卒業レベル
上記の感じで、難易度の目安が表記されています。
中学校卒業レベルを最低ラインとしている職業訓練校が多い印象です。試験内容と合わせて確認をしておきましょう。
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筆記試験の過去問を試しに解いてみる
職業訓練の試験内容の確認が済んだら今度は過去問を解いて見ましょう。
職業訓練校の筆記試験の過去問は、インターネット等で公開されていることがほとんどです。自分が受験する自治体のホームページ等で閲覧やダウンロードすることができます。
実際に過去問を解くことで、今の自分の実力を把握することができますし、問題の傾向も掴むことが可能です。
簡単そうと感じたり、軽く満点を取れる場合はそんなに対策をする必要性は無いかなと思います。
反対に難しそうと感じたり、あまり点数が取れない場合は、対策を講じる必要があります。
職業訓練校によって問題形式に違いがあるので確認しておこう
職業訓練校によって、問題形式に違いがあります。
例えば、
- 全問記号選択問題
- 漢字の読み書きが記述式
- 数学の文章問題が記述式
上記のような違いです。
実際に過去問を解くことで、問題形式も体感することができます。
記述式の場合は、少し難易度が上がるので注意が必要です。
問題集やテキスト本で勉強をする
過去問を解いてみて難しそうと感じたり、点数が取れない場合は問題集やテキスト本を使って対策していきましょう。
職業訓練校の筆記試験は、最低ラインを中学校卒業レベルとしているケースが多いです。
最低限、中学の内容は復習しておくことが大切になってきます。
下記が職業訓練校の筆記試験の勉強にオススメの問題集です。
国語(漢字)の勉強にオススメの問題集
数学の勉強にオススメの問題集
職業訓練校の筆記試験の勉強にオススメの問題集については、下記の記事でより詳しく解説しています。
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再度、筆記試験の過去問を解く
問題集での勉強が一段落したら職業訓練校の過去問を再度、解いていきましょう。
自治体によっては過去数年分の過去問が公開されていることがあります。問題の傾向が掴めるので、複数年の過去問を解くのがオススメです。
分からない箇所やよく間違える問題などは、問題集に戻って重点的に勉強しておきましょう。
実際に過去問を紙で印刷して、試験時間を測りながら解いてみるのもオススメです。試験当日の時間間隔を掴むことができます。
過去問でしっかりと点数が取れるようになってきたら試験対策としてはOKかなと思います。
筆記試験(テスト)当日の対策
職業訓練校の筆記試験(テスト)当日は、少し早めに試験会場に付くようにするのがオススメです。
試験開始時間まで勉強することができるので、苦手な分野などは再度復習しましょう。問題集やテキスト本も持っていくと良いと思います。
あとは、落ち着いて試験に望みましょう。
職業訓練 筆記試験(テスト)当日の服装や持ち物について
試験対策と合わせて意外と気になるのが、筆記試験当日の服装や持ち物だと思います。
職業訓練校の筆記試験は特に決まりが無いので、私服で問題ありません。
持ち物は、
- 筆記用具
- 受験票や志願書(ハローワークから貰う書類)
- メモ帳
- カバン(A4の用紙が入るくらいの大きさ)
上記などです。
試験開始まで勉強したい場合は、問題集やテキスト本も持っていきましょう。
受験する職業訓練によって必要な物が変わる場合があるので、受験票などは事前にチェックしておくのが良いと思います。
職業訓練校の筆記試験当日の服装や持ち物については、下記の記事で詳しく解説しています。
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もし、筆記試験(テスト)ができなかった場合
ほとんどの職業訓練校の選考は、筆記試験のみで合否が判断されることは無いです。面接がある場合は、面接と合わせて合否の判断がされます。
職業訓練校のホームページ等にも、【選考は筆記試験の点数だけでは無く、面接及び各種検査等を含めて総合的に判断します】などの記載がされていたりします。
筆記試験ができなかったからと言って、それだけで不合格になるとは言い切れ無いと言う訳です。
もし、筆記試験ができなかった場合でも、過度に落ち込み過ぎる必要は無いかなと思います。
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まとめ
本記事では、職業訓練 筆記試験(テスト)の対策方法を手順ごとにまとめて解説してきました。
改めて手順ごとにまとめると、下記の通りです。
- 受験する職業訓練校の試験内容を確認する
- 筆記試験の過去問を試しに解いてみる
- 問題集やテキスト本で勉強をする
- 再度、筆記試験の過去問を解く
- 筆記試験(テスト)当日の対策
職業訓練校の筆記試験は、中学・高校の内容が出題されます。人によっては、全く対策をしなくても大丈夫なケースもあるでしょう。
しかし、社会人生活が長かったりすると、意外と忘れている内容もあったりします。できる限り対策をしてから試験に望んだ方が後悔もしないですし、良い結果に繋がると思います。
職業訓練校によっては、筆記試験と一緒に面接が実施されるケースもあります。下記の記事では、職業訓練向けの面接対策についてまとめているので、良かったらご覧くださいませ。
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