職業訓練校の選考では、面接が実施されるケースが多いです。
面接では、前職の退職理由について聞かれることもあります。
本記事では、【職業訓練の面接での退職理由のポイント】について、例文を交えて解説しています。
私自身、過去に職業訓練校に通った経験があり、その時の経験をもとに本記事を書いております。
本記事がオススメの方
- これから職業訓練校(ハロートレーニング)の選考を受ける方。
- 職業訓練校の面接では、退職理由について聞かれるのか知りたい。
- 退職理由を考えるのに迷っているから例文を見たい。
上記に当てはまる方は是非、最後までご覧くださいませ。
【職業訓練 面接】前職の退職理由を答える時のポイント
私が過去に職業訓練校の面接を受けた際は、前職の退職理由について質問されました。
退職理由は職業訓練の志望動機とも関連してくるので、質問される可能性が高いと思います。
面接前までにしっかりと回答を準備しておくのが大切です。
職業訓練の面接での退職理由のポイントとしては、下記の3つです。
- 前職を過度に批判するのは避ける
- これから訓練を受ける内容が、前職では経験できなかったことを盛り込む
- 前職と全く違う職業訓練に通う場合は、その理由も伝える
それぞれ具体的に解説していきます。
前職を過度に批判するのは避ける
退職理由を答える場合は、前職を過度に批判するのは避けた方が良いです。
辛かったことなどは、多少言っても問題無いですが、批判ばかりだと面接官の印象はあまり良くありません。
- 残業時間が長すぎる
- 人間関係が悪かった
- 上司と上手くいかなった
- ノルマがきつかった
などの批判を羅列するのは避けましょう。
批判ばかりですと、職業訓練で学んで新しい職種に転職したとしても、また辞めてしまうと思われる可能性が高いです。
これから訓練を受ける内容が、前職では経験できなかったことを盛り込む
前職と業務内容が似ている職業訓練を受ける場合は、前職ではその業務が経験できないことを退職理由に盛り込むのもポイントです。
前職で経験できるのに、わざわざ職業訓練に通う必要が無いと判断されてしまうからです。
例文
私はWebデザイナーを目指しています。前職はweb制作会社でしたが、あくまで経理職として採用されていたので、デザイン業務はさせて貰えないのが現状でした。
どうしてもwebデザイナーを目指したいので、退職をしました。
前職と全く違う職業訓練に通う場合は、その理由も伝える
前職と全く関連性が無い職業訓練の受ける場合は、その理由も退職理由に盛り込むことが大切です。
例文
前職は営業事務の仕事をしていました。業務でExcelのマクロを使って業務効率化する機会があり、プログラミングに興味を持ちました。
その中で、プログラマーという仕事に惹かれるようになりました。これからはプログラマーとして仕事をしたいと思い、前職を退職しました。
志望動機に近いですが、意欲もアピールすることができます。
【職業訓練 面接】前職の退職理由の例文
上記では、職業訓練の面接で退職理由を答える時のポイントについて解説してきました。
それを踏まえて、例文をご紹介します。
職業訓練向け退職理由の例文①
前職の営業の仕事もやりがいはあったのですが、Webエンジニアとして働きたいと言う思いから退職しました。
元からインターネットが好きで良くWebサービスを利用しており、興味がありました。
実際に、自分自身でレンタルサーバーを借りて、ワードプレスで簡単なWebサイトを構築したりしていました。その中で、WEBエンジニアという仕事に興味を持ち、仕事にしたいと思うようになりました。
年齢的にもWebエンジニアの仕事に挑戦するなら今しかないと思い、退職を決意しました。
職業訓練向け退職理由の例文②
これまで総務として、就業規則の整備、書類作成などの業務に携わってきました。
その中で、元から絵を書くのが得意だったのもあり、自社ホームページの更新やデザインの業務にも携わようになりました。
デザインの仕事をする内にWebデザインに興味を持ち、Webデザイナーとして働きたいと思うようになりました。しかし、前職では総務がメインの業務であり、デザイナーとして本格的に業務に取り組むことはできません。 私はこれからはWebデザイナーとして仕事をしていきたいと考えているので、退職を決意しました。
職業訓練向け退職理由の例文③
これまでは、営業職で働いておりました。ノルマもありますし、手に職もつかないので将来的に不安を持つようになりました。
これからは手に職がつく、技術をつける仕事がしたいと考え、CADの仕事に興味を持ちました。CADオペレーターとして、転職をするために退職をしました。
結婚で退職した場合の退職理由の例文
職業訓練向け退職理由の例文④
結婚に伴い、転居が必要だった為、前職を退職しました。
引越しも落ち着きましたので、御校で学んで再就職をしたいと考えています。
最後に
本記事では、【職業訓練の面接での退職理由のポイント】について、例文を交えて解説してきました。
改めてまとめると下記の通りです。
- 前職を過度に批判するのは避ける
- これから訓練を受ける内容が、前職では経験できなかったことを盛り込む
- 前職と全く違う職業訓練に通う場合は、その理由も伝える
職業訓練の面接では、退職理由を質問される可能性があるので、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
本ブログでは、他にも職業訓練の面接に関する記事を書いておりますので、良かったらご覧ください。
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