職業訓練では、未経験から新しい技能の勉強ができます。現在通われている方やこれから入校を考えている方もいらっしゃると思います。
職業訓練は基本的に週5日間通わなればなりません。ですが、時には私用で休まざるを得ないこともあるかと思います。
本記事では、【職業訓練を私用で欠席・早退・遅刻するのはありなのか】と言うテーマついて、注意点を踏まえて解説しています。
私自身、過去に職業訓練に通った経験があり、その時の実体験もとに本記事を書いております。
本記事がオススメの方
- 職業訓練(ハロートレーニング)に通う予定、または現在通われている方。
- 私用で欠席・早退・遅刻しても問題無いか知りたい。
- 職業訓練を私用で休む時の注意点について知りたい。
上記に当てはまる方は是非、最後までご覧くださいませ。
職業訓練を私用で欠席・早退・遅刻するのはあり?【注意点あり】
結論として、職業訓練は私用でも欠席(早退・遅刻)することができます。
ですが、注意しなければならないことがいくつかあります。具体的には下記の通りです。
- 欠席(早退・遅刻)した場合は、理由を問われる
- 失業手当や給付金を受給している方は、注意が必要
- 職業訓練には出席日数があるので、休み過ぎに注意
それぞれ解説していきます。
欠席(早退・遅刻)した場合は、理由を問われる
職業訓練を欠席(早退・遅刻)した場合は、欠席届けを提出しなければなりません。
欠席届けには、休んだ理由を書く必要があります。
私が通った職業訓練校では、「私用の為」と言う理由は、認められませんでした。
「体調不良」など具体的な理由にすれば、問題なかったです。
失業手当や給付金を受給している方は、注意が必要
職業訓練を欠席してしまうと、休んだ日の失業手当が支給されません。
また、求職者支援訓練(雇用保険を受給していない方向け)の場合は、その月の給付金が支給されなくなる恐れもあります。
安易に欠席してしまうと、金銭的なデメリットがあるので、注意が必要です。
失業手当や給付金の条件は、人によっても変わるので、欠席するとどうなるのかは事前に把握しておくことが大切です。
ハローワークや職業訓練校のスタッフに確認しておくと良いでしょう。
早退・遅刻は計算がすこし面倒
欠席と違って、早退・遅刻は少しややこしいです。
早退・遅刻しても、半日以上出席すれば手当は支給されるなど、出席時間によっても扱いが変わります。
早退・遅刻の扱いについても、事前にハローワークや職業訓練校のスタッフに確認しておくのが良いでしょう。
「やむを得ない理由」の場合は問題ない
病気や怪我、冠婚葬祭など「やむを得ない理由」で職業訓練を欠席(早退・遅刻)場合は、特に問題ありません。
「やむを得ない理由」については、細かく定められているので、事前にハローワークや職業訓練校で詳細を確認しておくのが良いでしょう。
また、「やむを得ない理由」は下記のように条件が厳しく、認められない可能性もあるので注意が必要です。
- 病気や怪我で休む場合は、病院の領収書や診断書が必要
- 就職活動で欠席する場合は、面接証明書(選考先の企業に書いてもらう書類)が必要
ほんの一例ですが、結構条件が厳しいです…。
職業訓練には出席日数があるので、休み過ぎに注意
職業訓練は私用で休むことは可能ですが、休み過ぎには注意しましょう。
職業訓練には必要な出席日数があり、それを下回ると退校処分になる可能性があります。
具体的には、授業日全体の内8割以上出席しなければなりません。2割以上欠席したらアウトとなります。
早退や遅刻の場合は、半日以上休むと1日欠席扱いになる可能性があるので、この点も注意が必要です。
2~3日休むだけなら全く問題ないですが、休みや遅刻が増えてきた場合は、出席日数を気にするようにしましょう。
出席状況が悪くなってくると、職業訓練校側から警告されることもあります。
職業訓練の後半になると欠席(早退・遅刻)が増える【実体験】
私の実体験ですが、職業訓練が後半になってくると、欠席(早退・遅刻)が増える傾向にあります。
理由としては、下記が考えられます。
- 訓練生活に慣れてきた
- 卒業制作やポートフォリオ(作品集)作成が忙しなってきた
- 就職活動を始めて忙しくなった
特に訓練と並行して就職活動を始めると、どうしても授業を休まざるを得なくなります。
職業訓練の後半になってくると、就職活動を始める人も増えてくるので、徐々に休む人が増えてくるイメージです。
私が通った職業訓練では、訓練期間中に1日も休まなかった人は、約30名中たったの3名だけでしたね。訓練最終日に皆勤賞として発表されたので、よく覚えています。
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本記事のまとめ
本記事では、【職業訓練を私用で欠席・早退・遅刻するのはありなのか】と言うテーマついて、解説してきました。
職業訓練は私用で休むことはできます。
しかし、注意点がいくつかあります。注意点を改めてまとめると下記の通りです。
- 欠席(早退・遅刻)した場合は、理由を問われる
- 失業手当や給付金を受給している方は、注意が必要
- 職業訓練には出席日数があるので、休み過ぎに注意
職業訓練期間中に私用で2~3日休む程度でしたら、全く問題ないかなと思います。
しかし、欠席が多くなってきた場合は、注意が必要です。必要な出席日数は気にするようにしましょう。
本ブログでは、他にも職業訓練校についての記事を書いておりますので、良かったらご覧くださいませ。
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